【ダイソー】あえて“うちわ”を選びたくなる!スタンダードプロダクツの竹骨「丸亀うちわ」をレビュー!クラシックで涼感抜群♪
2025.6.29 千秋
心頭滅却しても涼しくならないくらい暑いですよね。気合ではどうにもならないと筆者は思うわけです。ですが、気分だけで暑さが大きく変わるのも事実。そして、筆者はみつけました。ダイソー・スタンダードプロダクツの丸亀うちわをレビューします。
ダイソー・スタンダードプロダクツで「涼」アイテムを探す

心頭滅却しても涼しくならないくらい暑いですよね。気合ではどうにもならないと筆者は思うわけです。ですが、気分だけで暑さが大きく変わるのも事実。そして、筆者はみつけました。ダイソー・スタンダードプロダクツの丸亀うちわ。わずか税込330円~で日本の夏の涼しさを感じるアイテムです。
気持ちから涼しくしてくれる日本の夏のアイテム
「心頭滅却すれば、火もまた涼し」といったところで絶対無理。というか、そもそも戦国時代の臨済宗の僧である快川紹喜が恵林寺で焼き討ちにされた際に、燃えさかる炎の中で発した言葉だというのですから、気合の基本ベースが違い過ぎます。
怠惰な筆者には気合で暑さをなんとかすることは、一生無理だと思いますが、気分次第で暑さが軽減することも事実。代表的な例は風鈴です。風鈴が鳴るだけで、部屋が涼しくなったりはしませんが、その音色を聞くだけで、暑さが軽減したように感じます。
であれば、物理的に涼しくできないなら、気分的に涼を感じられるアイテムを取り入れるのも一案でしょう。そんな筆者がダイソーのスタンダードプロダクツの定期パトロール?をしているとみつけたのが、丸亀製うちわです。

日本随一の産地である香川県丸亀市で生産された平竹のうちわは、和のモチーフが特徴。全部で8種類が用意され、丸型が6種類、小判型が2種類ラインアップされています。大きさは丸型が約23cm×36.5cm、小判型が約17.5cm×38cmで価格は小判型が税込550円、丸型が税込330円となっています。
柄が小判型は夕立、重椿、丸型は紅白、待宵(まつよい)、括紐(くくりひも)、飄々(ひょうひょう)、赤べこ、点茶が用意されています。
筆者が訪れた店舗にはすべてがあったわけではありませんが、眺めているだけで、日本人なら涼を感じるデザインになっています。クラシックなデザインの丸亀製うちわで、ゆったりと扇げば、物理的な効果以上の涼しさが得られそうです。そんな期待から、筆者はスタンダードプロダクツの丸亀製うちわを購入しました。
400年以上の歴史をもつ丸亀うちわ

丸亀うちわとは、香川県丸亀市で生産されるうちわだといいます。ということは、今回筆者が購入したスタンダードプロダクツの丸亀製うちわも丸亀うちわということです。江戸時代初期に香川県琴平町にある金比羅参詣の土産物として作られたのが、その始まりといわれています。
天明年間(1781~1789年)には丸亀藩の江戸詰大目付瀬山登が下級武士の内職として奨励したこともあり、丸亀の代表的な地場産業として発展し続けました。現在では国内シェアの90%を占め、年間の生産量は約1億本と国内ナンバーワンのうちわの産地です。
また、1997年には国指定伝統的工芸品に指定された400年以上の歴史をもつ、うちわとなっています。その特徴として挙げられるのが、1本の竹から柄と骨が作られているので丈夫で破れにくいこと、多彩な形と柄などです。今回筆者が購入したスタンダードプロダクツの丸亀製うちわは平竹のうちわになっています。
なお、丸亀うちわの年間生産量が約1億本と聞いて、そんな多くの竹製のうちわが、今も生産されていることに筆者は驚いたのですが、丸亀うちわの定義は丸亀市内で生産されたものなので、現在では生産量の85%以上が樹脂製のポリうちわになっているそうです。
アウトドア・レジャーに興味を持ちつつも、本格的な登山をするほどではない「やわらかアウトドア」派。どちらかというとやや陰キャ。カメラ、コンピューター、デジタルガジェットも得意分野。ネットショップ、ホームセンターあるいは100円ショップでは「安くてお得な感じ」なモノはないかと考えるのが好き。
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