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【美容室】「会話が苦手」vs「ずーっとトーク」…美容師のホンネ、どっちが好き? 黙っていると “不利” になることも

2025.6.28 マキタサナエ

美容室で過ごすとき、会話をするのとしないの、どちらが良いの? 元美容師の筆者が、美容師側の心情について紹介します。

黙っていると不機嫌だと思われる?

美容室では、美容師と話をした方がいいのか美容室では、美容師と話をした方がいいのか

 美容室で過ごすとき、会話をするのとしないの、どちらが良いのか? 「会話が苦手だけど、美容室で話をしないと機嫌が悪いと思われる?」「話をしなくても大丈夫?」といった不安を抱いている人は少なくないようです。元美容師の筆者が、美容師側の心情について紹介します。

会話の苦手な美容師にとって「静かに過ごしたい」はありがたい

 結論から言うと、会話がなかったとしても機嫌が悪いと感じることはまずありません。もし気になるようでしたら、カウンセリングや施術前に「今日は静かに過ごしたい」とやんわり伝えてもらえると、助かります。

 ただ、話をしないことで、お伝えするお客さまへのスタイルの提案やスタイリング方法が変わってくることもあります。それは、会話の中から得たお客さまのライフスタイルや好みなどを基に“プラス情報”をお伝えできる場合があるから。とはいえ、無理やり話をする必要はなく、やはりリラックスしてもらえるのが一番です。

 また実は、美容師の中にも会話が苦手とか、話すこと自体は嫌いじゃないけど会話することがノルマのようになっていてつらい、と感じている者もいないわけではありません。そうしたタイプの美容師にとっては、お客さまの「静かに過ごしたい」という要望は「話をしなくてはいけない」というプレッシャーを回避できるのでうれしいようです。また、施術に集中できるのでありがたいという意見もあります。

 このような、施術中静かに過ごしたい、話を控えめにしたいことを「黙カット」と言い、最近話題になっているようです。

お話好きさんとの会話は話題が尽きず、美容師側も楽しんでいる

 話をするのが苦手な美容師もいれば、話をするのが大好きな美容師ももちろんいます。話が好きといっても、お客さまと一緒にしゃべるのが好きな美容師もいれば、お客さまの話を聞くのが好きだという美容師も。

 話好きなお客さまは、話題が豊富でさまざまなジャンルの話を提供してくれます。そのため、会話が苦手な美容師はもちろん、会話は好きだけど話題を見つけるのが苦手という美容師にとってはとてもありがたい存在。悪意のある内容は遠慮したいですが、ほっこりするような楽しい話は大歓迎。いつでもお話していただけたらと思っています。

 ただ、話が盛り上がり過ぎて声が大きくなると周りのお客さまに迷惑を掛けることになりかねません。静かに過ごしたいお客さまもいるので、ほどほどのトーンでお話できるよう意識しています。

次は……無言でもおしゃべりでも、気にしたいタイミングとは

ウェブライター マキタサナエ

元美容師。美容や健康、暮らしにまつわることなどの記事を中心に執筆。着物と犬、たべることが好き。現在は日本化粧品検定協会のメイクコンシェルジュ資格取得に向けても勉強中。

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