気のせい!?10人に1人「梅雨時になんだか耳がおかしい…」聞こえの変化、若い世代も実感か
2025.6.26 LASISA編集部
サウンドファン(東京都中央区)が、梅雨時の聞こえの変化に関する調査を実施し、その結果を発表しました
10人に1人が梅雨時に聞こえの変化ある?

サウンドファン(東京都中央区)が、梅雨時の聞こえの変化に関する調査を実施し、その結果を発表しました。調査は2025年6月1日~6月8日の期間、全国の20歳以上の男女930人を対象に、インターネット上で行われました。
それによると、 「梅雨時に、聞こえの調子の変化を感じる」と回答した人は約1割いることが判明しました。年代別に傾向を見ていくと、「変化を感じる」人は全年代で約7~13%の間で推移しています。特に20代・40代は13%前後と比較的高め、一方で70代(7.1%)、80代(9.1%)はやや低めでした。一般的な聞こえの変化は、加齢による影響によるものが多く、高齢になると顕著に表出するが、梅雨時の聞こえについては「働き盛りの中年層」や「若年層」にも影響していることがわかりました。
梅雨時の「聞こえにくさ」とはどんなものでしょうか。目立ったのは、耳鳴り・詰まり感・音のこもりといった感覚の変化でした。最も多く見られたのは「耳鳴りが増える/強くなる」「耳鳴りがすることが多い」「耳鳴りが酷くなる」などの表現です。梅雨時の気圧変化や湿気の影響で耳鳴りが強まると実感している人が非常に多く、症状の深刻度を訴える声も複数見られました。
また、耳の閉塞感やこもった感覚を訴える声も多く見られました。「音がこもって聞こえる」「全体の音が遠く感じる」といった音質の変化への違和感としても表出しており、梅雨時に“聴覚の鮮明さ”が落ちている体感を示していると考えられます。
他にも、音量を上げるといったコメントも確認されました。これは、ご自身の体調面での変化による聞こえづらさだけでなく、環境面での聞こえづらさ(雨音などの影響など)を訴えている可能性も含まれている様子でした。
サウンドファンは、「梅雨の時期は、気圧や湿気の影響で『耳鳴り』や『耳のこもり感』といった“耳のゆらぎ”を感じる方も少なくありません。そうした繊細な変化が、テレビの音が聞き取りにくくなる・逆に音がうるさく感じるといった、日常の小さなストレスにつながることもあります」とし、テレビの音量を上げずに言葉をくっきりとさせるスピーカー「ミライスピーカー」も選択肢の一つに検討してほしいとコメントしています。
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