えっ…許容できるの!?抽選倍率4倍だった!?【Nintendo Switch2】の転売への“本音”とは
2025.6.25 LASISA編集部
ノウンズが、「Nintendo Switch 2 の抽選販売と転売に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。
Nintendo Switch2の抽選倍率はおよそ4倍!?

ノウンズが、「Nintendo Switch 2 の抽選販売と転売に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2025年6月18日~6月19日の期間、全国の一般生活者2882人を対象に、アンケートアプリ「Knowns App」上で行われた物たものです。
Nintendo Switch(2017年発売)の際に深刻化した転売問題や、近年のPS5など次世代ゲーム機の“品薄×高額転売”騒動を受け、任天堂社はSwitch 2の販売初期段階で「正当なファンが定価で購入できる販売方法」として抽選予約制を採用。しかし、2025年6月5日の発売日以降、転売問題はやはりゼロというわけではなく、有名人の転売品購入疑惑などで混乱が起こりました。実際にどれくらいの人がNintendo Switch 2を欲しいと思っているのか、転売行為についてどのように考えているのでしょうか。
まず、「『Nintendo Switch 2』の存在を知っていますか?」という質問に対し、発売済みである現在、回答者の9割が存在を認知し、うち6割以上が「知っていて内容も把握している」と答えており、スペックや発売時期など詳細情報まで届いていることがわかります。
「Nintendo Switch 2」の予約抽選に申し込んだ人は35.6%、うち予約抽選に当選した人は26.8%でした。PS5の初期抽選期(当選率10%前後)の事例と比べればやや高いですが、“確率ガチャ”と呼ぶに十分な狭き門であることが伺えます。また、抽選参加経験者の8割以上が再挑戦を表明しており、手に入るまで挑戦する強い購買意欲を示しています。
予約抽選という販売形式について、「公平で良い」が最多となっており、希少な在庫をランダム配分する仕組みは、大多数が“機会の平等”を感じ取っていることが伺えます。一方で、約5人に1人が「当たらないので不満」と回答しており、“公平だが当たらない”というジレンマが顕在化し、抽選制自体へのストレスを感じている層が一定いることも示唆されています。
正規価格4万9980円については半数以上が「高い」と回答し、一定の価格抵抗感がうかがえます。さらに別設問では、約6割が転売行為をモラル的に否定しています。
それにもかかわらず、約4割(「ある程度の上乗せなら許容できる」22.5%、「欲しければ高くても買う」17.4%)が転売価格での購入を受け入れる意向を示しました。
これは「価格評価」「倫理的評価」と「実際の購買行動」が必ずしも一致しないことを示唆し、希少性や購入タイミングなど限定要因が購買意思決定を左右している可能性があることが見受けられます。
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