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【“いるいる”男女図鑑No.10】「なんで私が神説教」“渡辺翔太系男子”の生態を探る!

2025.6.22 古澤椋子

ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記【“いるいる”男女図鑑】。今回は「なんで私が神説教」から、渡辺翔太さん演じる、浦見光を抜粋!

「なんで私が神説教」渡辺翔太演じる、浦見光の生態

「なんで私が神説教」渡辺翔太演じる、浦見光の生態「なんで私が神説教」渡辺翔太演じる、浦見光の生態

【“いるいる”男女図鑑】は、話題のドラマ作品からキャラクターを勝手に抜粋し、人間観察が好きなアラサーが、その人物の生態について考察や偏見を交え、ありとあらゆる角度から、ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記です。

 今回は2025年6月14日(土)に最終話が放送された日本テレビ土曜ドラマ「なんで私が神説教」から、渡辺翔太さん演じる、浦見光を観察! 本作は、脚本家・オークラさんによるオリジナル学園ドラマです。

 元会社員で、ニート生活を送っていた麗美静(広瀬アリス)が2年ぶりに社会復帰し、私立名新学園2年10組の担任、国語教師として働き始める物語です。はじめは人の内面に踏み込むことを恐れていた静が、生徒や同僚教師と関わるなかで少しずつ人との向き合い方を変化させていきます。渡辺翔太演じる浦見は、静の同僚として働く数学教師で、不慣れな静を何かと気にかけている人物です。一方で、静と因縁があることが明らかになった名新学園の元教師である鈴木愛花(志田未来)の恋人だと発覚した人物でもあります。

にくめない天然さが魅力、浦見光の私生活を勝手に考察!

 浦見は、どんな人にも明るく朗らかに話しかける人物です。はじめは新人としてビクビクしながら働いていた静にも臆することなく話しかけ、すぐに下の名前で呼ぶようになりました。浦見は仕事以外でもこういったコミュニケーションをとる人物なのでしょう。プライベートで出かけた先でもすぐ友達を作っていたりして。初対面では、見た目のスマートさから、頭がよくしっかりとした人物に見られがちですが、実は天然な浦見。言わなくていいことを言ってしまったり、少し理解が遅いなんて特徴もあったり、周りからは天然と思われているが、本人には全く自覚がなさそうです。

 愛花とは3年の付き合いにある浦見。浦見は毎回張り切ってデートコースを考えますが、道を間違えたり、予約を間違えたりすることもしばしば。理不尽に怒ったり、焦ったりすることなく、「あれ〜?」と言いながら調べ直す浦見に、愛花が「こっちじゃない?」と一瞬で解決するなんてこともあったりして。「プライドが傷ついた!」と怒ることなく、「さすが!愛花!」と言って喜んでくれる浦見の屈託のない笑顔が、愛花は好きなのかもしれません。天然ではっきりとした物言いでも、浦見のことがにくめないのは、素直すぎるとこにあるのでしょう。

 浦見のスーツはグレーやベージュなどおしゃれな色味が多く、ネクタイもシンプルなものではなく凝ったデザインや変わった生地のものを選んでいるようです。実は特注で何着か作ってもらっていたりして。行きつけのテーラーもあり、店員さんとは仲良しですが、難点はスーツに関する専門用語が覚えられないこと。数学教師ということもあり、馴染みのない言葉を覚えるのが苦手なんて特徴があったりして。店員さんから説明されるたびに、頭には「?」が浮かんでいて、その度に懇切丁寧な説明を受けているのかも。そういう時でも知ったフリをしないからこそ、浦見は愛されキャラなのでしょう。

 愛花が静に対して恨みを燃やす様子を見守っているようにも見える浦見。静への優しさが実は愛花のためだったなんてこともあるのでしょうか。愛花を愛しているからこそ、彼女が話していることを信じているのかもしれません。そんなところも浦見の純粋さが表れた長所なのかも!

 今回はこんな様子で人間観察好きのアラサーが、「なんで私が神説教」から、“浦見光の私生活”を考察してみました。次回はどんなドラマ・キャラクターを抜粋するのか……お楽しみに♪

(イラスト・sakanamagazine)

 古澤椋子

ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。

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