【“いるいる”男女図鑑No.11】「キャスター」“道枝駿佑系男子”の生態を探る!
2025.6.22 古澤椋子
ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記【“いるいる”男女図鑑】。今回は「キャスター」から、道枝駿佑さん演じる、本橋悠介を抜粋!
「キャスター」道枝駿佑さん演じる、本橋悠介の生態

【“いるいる”男女図鑑】は、話題のドラマ作品からキャラクターを勝手に抜粋し、人間観察が好きなアラサーが、その人物の生態について考察や偏見を交え、ありとあらゆる角度から、ドラマの登場人物について勝手に言語化してみた“ゆる〜い”人間観察日記です。
今回は2025年6月15日(日)に最終話が放送された日曜劇場「キャスター」(TBS系)から、道枝駿佑さん演じる、本橋悠介を観察!「キャスター」は、進藤壮一(阿部寛)が報道番組「ニュースゲート」の新キャスターに就任したところから始まる物語です。進藤は型破りな取材で、独自のスクープを報じています。
物語が進むにつれて、ニュースゲートの制作メンバーの闇や問題も徐々に暴かれていきます。悠介は、ニュースゲートを放送するJBNの入社2年目のアシスタントディレクターで、ジャーナリストを目指している人物です。進藤を尊敬して取材に同行したり、協力したりしている一方で、うまく立ち回るために色々と画策していることも。
なぜか協力したくなる素直さ、本橋悠介の私生活を勝手に考察!
本橋はいつも必死に駆け回る懸命なアシスタントディレクターです。はじめは進藤の破天荒っぷりに戸惑うこと場面も多かったですが、進藤に憧れのジャーナリスト像を見たのか、進藤のコマのような存在として立ち回っています。アシスタントディレクターということもあって、休みはないでしょう。いつも清潔感のある服装をしている本橋ですが、家の中は悲惨な状況になっていたりして。アイロンをかけなくても皺にならないシャツやパンツ、長持ちする靴や小物を探すのが得意なのかもしれません。
もしかしたら、元々は雑な性格だったりして。アシスタントディレクターとしてカンペを書くことも多いが、はじめのうちは字が汚すぎて山井和之(音尾琢真)や梶原広大(玉置玲央)から「そんなんじゃ読めねえよ!」と怒られたこともあるのでは。時間をかけずに書けて、ぎりぎり読める綺麗さを狙った結果、あの字になったのかもしれません。雑な性格なこともあり、ディレクターの下働きには苦労していそう。
スピンオフドラマ「恋するキャスター」では、梶原から叱られる場面が多々ありました。察しが悪いことから、なかなかディレクターが望むような立ち回りができずに苦労していたのかも。そういった面で「恋するキャスター」仲を深めている戸山紗矢(佐々木舞香)からのサポートに助けられているのでしょう。本橋の素直で情熱あふれる人柄には、人を動かし、協力したくなってしまう力があるのかもしれません。
一方で、スクープを貪欲に求める行動派な一面も。施設に潜入したり、味方のフリをしてしれっと立ち回ったりと、スクープのためならなんでもやるという破天荒さもあります。私生活でも、えいや!と無理をしてしまう一面があるのかも。賞味期限が切れた食材を食べてしまったり、開封したまま時間の経ったお菓子を食べてしまったりして、後悔することもあるのかも。失敗するたびに「次はやめよう……」と思うのに、一週間経つと忘れてしまうなんてこともあったりして。
青信号をギリギリのところで渡るなど、危ない行動を取ることもありそうですが、運動神経の良さと身のこなしの軽やかさから、危ない目にあったことはあまりないのでは。とはいえ、見ている人はヒヤヒヤするので、崎久保華(永野芽郁)から「ちょっと!怖いからやめて!」と怒られていたりして。本人は意に介さず、あまり反省はしていないのでは。
今回はこんな様子で人間観察好きのアラサーが、「キャスター」から、“本橋悠介の私生活”を考察してみました。次回はどんなドラマ・キャラクターを抜粋するのか……お楽しみに♪
(イラスト・sakanamagazine)
recommend
こちらもおすすめ