LASISA

Search

今の枕、自分に合っている?《正しい枕の選び方》で快眠&コリ解消!

2025.6.20 夏木紬衣

消耗品である枕、実は買い換え時期があること、自分に合っていない枕を使うことで起きる体の不調サインがあります! 正しい枕の選び方についても併せて伝授します。

枕の正しい使い方をおさらいしよう!

枕の正しい使い方をおさらいしよう!枕の正しい使い方をおさらいしよう!

 消耗品である枕を長年使い続けていると、いつの間にか自分に合っていないなんてことも。実は2~3年おきに買い換えるのがベストなんです。この記事では、枕の買い替え前にチェックしておきたい、正しい枕の使い方と、自分にフィットする枕の選び方をご紹介します。

 枕は「頭を支えるもの」というイメージがありませんか? 実はただ頭を乗せるのは、誤った枕の使い方です。

 枕は頭を支えるものではなく、寝ているときに背骨や首のS字カーブを安定させる役割があります。ただ頭が乗った状態では正しい使い方と言えず、枕に肩口があたるくらいの位置で頭を乗せるのが正しい使い方です。後頭部から首筋にかけて、枕がサポートするような位置で使うようにしましょう。

 初めから肩口を枕にあてるように寝るのではなく、まずは頭を乗せてから枕を自分に引き寄せるように動かして位置を調節します。寝た状態のまま微調整することで、頭から肩にかけてのホールド感を高められますよ。

合わない枕を使ってない? 枕が合わない3つのサイン

(1)夜中に目が覚めてしまう
 尿意を感じているわけではないのに、睡眠の途中で目が覚めやすい人は、枕が合わないことで寝返りの回数が増えている可能性があります。

(2)肩こり・首こりに悩んでいる
 寝返りが多すぎるとNGなら、少なければいいのかというと、そうではありません。寝返りが少ないのも、体に負担をかけてしまいます。敷き布団と接している体の面が圧迫されて血流が滞り、首こりや肩こりの原因になってしまうのです。

(3)いびきをかきやすい
 いびきをかきやすい人は、枕の高さが必要以上に高いことが原因かもしれません。高い枕を使うと、気道が圧迫されていびきが生じやすくなります。

相性のいい枕の選び方

(1)高さ
 仰向けで寝たとき、目線が真上から約5〜10度下がっている状態になるのが、ベストな枕の高さです。横から見たときに頭から肩口まできちんとホールドされ、S字カーブの隙間がないこともチェックしましょう。

(2)相性のいい素材
 枕の素材は使用感の好みで選ぶと、快適な睡眠につながります。店頭で実際に感触を確かめて、好みの素材の傾向をつかむといいですよ。

・ポリエステルわた:しっとりやわらか、ボリュームのある感触
・そばがら:汗の吸収に優れていて固めの感触
・低反発素材:優れた柔軟性による高いフィット感
・羽毛:吸放湿性に優れ、ふんわりとした感触
・極小ビーズ:体圧分散性や流動性に優れ、頭の形になじむ。つぶつぶとした感触

【まとめ】
 3年以上同じ枕を使っている人は、買い替えのタイミング。へたった枕を使い続けると、あらゆる不調の原因に。快適な睡眠をとるためにも、枕を新調することをおすすめします。

美容&ライフスタイル系ライター 夏木紬衣

美容や食など、くらしにまつわるテーマを中心にコラムを執筆。 好きなものや思い出をNotionにまとめがちな記録魔。パンとコーヒーラバーなので週末のパン屋・カフェめぐりがいとしの時間。化粧品検定1級、化粧品成分検定1級を有する。

tags

この記事の関連タグ

recommend

こちらもおすすめ