「ねえ、なんで私ばっかり!?」 30~40代女性がひそかに抱く【仕事・社会】への不満… 子持ちも独身も “ツラさ” があるのに
2025.6.14 奏かえで
女性の30~40代は、公私ともにいろいろ忙しいし、不満もたまりやすい。あなたも何かしらモヤモヤを抱えていませんか?
会社での不満、親族間の不満…

同じ仕事なのに雑用ばかり任されたり、「キャリアより家庭が大事だよね」「独身なんだから残業できるよね?」なんて決めつけられたり。ふと「私ばっかり損してない?」と感じること、ありませんか? 働く中で30~40代の女性が直面しがちな“リアルな不公平感”とは――? 普段感じていても言葉にできなかったモヤモヤの正体が見つかるかもしれません。
同じ仕事でも、なぜか私だけ「気が利く枠」
備品の補充に会議のお茶出し、飲み会のセッティングやちょっとした差し入れまで。業務とは別の「気配り案件」が、気付けばいつも私のところにやってくる。頼まれるのは信頼の証かもしれませんが、いつの間にか「やって当然」になっているのはモヤモヤします。
そんなときは「今回は〇〇さんにお願いしていい?」と軽くパスを出してみるのも手です。仕事も気遣いも、皆で分担していきましょう。
家庭があっても、独身でも、それぞれに大変さがある
「子どもがいるから早く帰るんでしょ?」「独身だから残業できるよね?」。そんな風に立場で決めつけられると、どちらの側でもつらいものです。
家庭があっても独身でも、それぞれに事情があって大変さの形も違うもの。だからこそ、ときには自分の状況をやんわり伝えてみるのも一つの方法です。「そういうだったんだ」と、相手が気付いてくれることもあるかもしれません。
キラキラSNSを見て、自分だけ置いてかれてる気分に
「新しいプロジェクトを任されました!」「週末は家族でグランピング!」。SNSのタイムラインにそんなキラキラした投稿が並ぶと、ため息が出ることありませんか? SNSは「良いところだけを切り取った世界」だと分かっていても、つい自分と比べてしまうものです。
そんな日はスマホを閉じて、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりしてみましょう。ホッとできる時間を過ごすうちに、「私はこれでいい」と思える瞬間がきっと訪れます。
ファイナンシャル・プランナー、作業療法士、ライター 奏かえで
健康・マネー系ジャンルを中心にライターとして活動。現役の作業療法士で回復期病棟を経験しつつ、介護老人保健施設に10年以上勤務。ファイナンシャル・プランナー(FP)・簿記の資格を持ち、新旧NISA・iDeCoへの長期投資を継続中。専門性を生かした記事執筆が強み。
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