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【備蓄米】認知度ほぼ100%も実際に購入は3割か…気になる“お味”の感想は?[1000人アンケート]

2025.6.11 LASISA編集部

ノウンズが、「備蓄米に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました

備蓄米の認知度はほぼ100%

備蓄米の認知度はほぼ100%備蓄米の認知度はほぼ100%

 ノウンズが、「備蓄米に関する意識調査」を実施し、その結果を発表しました。調査は、2025年6月9日、全国の一般生活者1004人を対象に同社が提供するアンケートアプリ「Knowns App」を通して行われました。

 それによると、「備蓄米(古米・古古米といった政府が保管・放出する米)」の存在を98.7%が「知っている」と回答し、備蓄米の認知度は極めて高い水準に達していることがわかりました。直近6か月以内に「古米・古古米」と思われる備蓄米を購入・消費した人は30.6%で認知はしているが実際の購入・消費に至らないという消費者行動の特徴を示しています。

 また、直近6ヶ月以内に購入・消費した経験があると回答した人のうち、約6割の消費者が新米と比べて備蓄米の味や食感に対するネガティブな評価を示しており、品質改善や適切な保存・流通管理の強化が必要と考えられます。

 政府の備蓄米放出による販売方法について、「価格設定が透明であるべきだと思う」「備蓄米の品質が確保されていることが重要だと思う」「備蓄米の販売先を広く選定すべきだと思う」「政府がより効果的な販売促進策を講じるべきだと思う」などが主に挙げられており、消費者は備蓄米の価格だけでなく、品質や信頼性の確保にも強い関心を持っており、政府への要望も「品質」と「透明性」に集約されています。販売促進や流通において、消費者の期待に応える施策が求められていることがうかがえます。

備蓄米5キロ2000円は安い?高い?

 政府は備蓄米放出による価格設定について「店頭価格が5kgあたり2000円(税抜)程度となる水準」を目指しています。これについて、「適正」と「もっと安く」がほぼ拮抗しており、消費者の価格感応度には大きな個人差があることが示されています。

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