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ぶっちゃけ大学に行ってよかった?学費が高くても通う「価値」は本当にあったか?大卒者にアンケート

2025.6.11 LASISA編集部

大学進学にかかる学費は決して安くはありません。そのため「高い学費を払ってまで、大学に行くべきだろうか」あるいは「子どもを大学に行かせるべきだろうか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

大卒者にアンケート「大学は学費に見合う価値があったか」

大学は学費に見合う価値があった?大学は学費に見合う価値があった?

 ビズヒッツが運営するBiz Hits記事監修サービスが、大卒者500人に「大学は学費に見合う価値があったか」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキング形式でまとめました。

大学は学費に見合う価値があったかを聞いたところ、「十分あった(32.2%)」「まああった(39.0%)」が合わせて71.2%にのぼりました。多くの人は大学進学で得た結果にある程度の価値を見出していることがわかりました。全体的な傾向としては、大学の学費は高くても払う価値があると言えます。

「大学が学費に見合う価値があったと思う理由」を聞いたところ、1位は「専門知識が身についた(23.0%)」、僅差の2位は「就職に有利だった(21.8%)」でした。3位「大切な出会いがあった(14.8%)」が続きます。

就職や就職後のキャリア形成に関する項目が上位に入っています。一方で3位「大切な出会いがあった」や6位「視野が広がった」など、人生経験や社会経験という意味での価値を挙げる声も多く見られました。大学が人間的成長の場とも認識されていることがわかります。

「大学での学びや経験が仕事や収入に役立っているか」との問いには、「とても役立っている(21.2%)」「まあ役立っている(38.2%)」が合わせて59.4%でした。大半の人にとって、大学での学びや経験はキャリアの基礎となり、役立つことがわかります。ただ「大学は学費に見合う価値があったか」という質問に「十分あった」「まああった」と答えた人よりは少なくなりました。上記の結果は、「仕事や収入に直接は影響しなくても、大学進学には価値がある」と考えている人がいることを示しています。

「社会人になって役立った大学での学び」の1位は「専門分野の知識(19.4%)」です。2位「コミュニケーション能力(14.2%)」、3位「プレゼンテーション能力(8.6%)」が続きます。実務に直結する能力とヒューマンスキルのどちらも重視されていることがわかります。また実務で活かせる能力の中では、「プレゼンテーション能力」「語学力」「パソコンスキル」「文章作成能力」など、多くの職場で活かせる汎用性の高い能力が多くランクインしました。専攻に直接関係のない能力であっても、社会人になってから活かせるとわかります。

【調査概要】
調査対象:大卒の人
調査期間:2025年4月7日~18日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性316人/男性184人)
回答者の年代:20代 21.2%/30代 36.6%/40代 22.4%/50代以上 19.8%

引用元:
「Biz Hits記事監修サービス」
URL( https://bizhits-supervision.com/ )

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