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【キャンドゥVSダイソー】キッチンバサミ“100均”頂点対決!550円でソックリな商品…なら、どっちを買うべきなのか?

2025.6.10 千秋

紙、ロースハム、キュウリ、白菜で切り比べる!

純粋な切れ味とは異なる要素かもしれませんが、切っているときの感触に差を感じます。これはかなり好みもあるのでしょう。純粋な切れ味とは異なる要素かもしれませんが、切っているときの感触に差を感じます。これはかなり好みもあるのでしょう。

 子どものお絵かき用の薄手の画用紙をカットしたのですが、実際のところ切れ味の違いはほとんどわかりません。個人的には「チタンコートマスター」のほうが軽快にハサミを閉じ開きできること、そして動きに堅さを感じない点は優れた印象です。

スライス済みのロースハムをカットする作業は、包丁ではなくキッチンバサミで十分だと感じました。違いは使い勝手といえます。スライス済みのロースハムをカットする作業は、包丁ではなくキッチンバサミで十分だと感じました。違いは使い勝手といえます。

 続いてスライスされているロースハムを短冊状にカットしてみました。2枚重なった状態のものを半分にカットして重ね、4枚が重なった状態のものを短冊状にしていきます。どちらのハサミでもまったく問題なく切れます。少し気になったのは「分解式キッチンハサミ」のほうが重いことと重心が刃先のほうに寄っているように感じる点です。

キュウリはキッチンバサミでカットするのをおすすめできない野菜ですが、意外と2つのハサミの違いが感じられて興味深かったのです。キュウリはキッチンバサミでカットするのをおすすめできない野菜ですが、意外と2つのハサミの違いが感じられて興味深かったのです。

 3番目はキュウリをカットしてみました。そもそもキッチンバサミでカットするのに向いた野菜ではないように感じますが、どちらも切れ味が足りなくてキュウリが割れたりはしません。ただし「チタンコートマスター」のほうが刃先のギザギザが多いおかげか、あまり滑らず、少し薄くキュウリをカットできるように感じました。やや「チタンコートマスター」が優位です。

ハクサイはキッチンバサミで切っても大きな問題はないと確信しました。思ったよりもハサミの動かす感触には好みがあるのではないかと感じます。ハクサイはキッチンバサミで切っても大きな問題はないと確信しました。思ったよりもハサミの動かす感触には好みがあるのではないかと感じます。

 最後にハクサイを切ってみました。キッチンバサミでも比較的切りやすい野菜といえるでしょう。どちらのハサミでも問題なく切れるのですが、筆者はどうしても、動きがスムーズで軽快な「チタンコートマスター」の切れ味が好きなのです。「分解式キッチンハサミ」のほうが切れ味が悪いということではなく、筆者は切っていて「チタンコートマスター」のほうが気持ちがいいのです。

まとめ

 おそらく純粋な切れ味といった点では、ほとんど差がないのでしょう。しかし、使っていて受ける印象がかなり異なり、「分解式キッチンハサミ」のほうが全体的にキッチリとした作りで、色やデザインもかっこいいのですが、筆者は再びどちらを買うかと問われれば「チタンコートマスター」を選択します。

 全体の作りとしては「分解式キッチンハサミ」よりも遊びが多く感じ、デザイン的には少し野暮ったい「チタンコートマスター」のほうが筆者にとっては使いやすく気持ちがよいという結果でした。この点は、好みの部分も大きいとは思いますが、予想以上に違いがあることにびっくりしました。機会があれば、ぜひお試しください。

<公式サイト>
キャンドゥ
https://www.cando-web.co.jp/

ダイソー・スタンダードプロダクツ
https://standardproducts.jp/

編集ライター 千秋

アウトドア・レジャーに興味を持ちつつも、本格的な登山をするほどではない「やわらかアウトドア」派。どちらかというとやや陰キャ。カメラ、コンピューター、デジタルガジェットも得意分野。ネットショップ、ホームセンターあるいは100円ショップでは「安くてお得な感じ」なモノはないかと考えるのが好き。

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