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遅刻、何分まで待てる?みんなの許容ラインは…!?調査で判明

2025.6.5 LASISA編集部

マーケティング支援事業を手掛けるoneが、「【時間】と【時計】に関する調査」を実施し、その結果を発表しました。

遅刻の許容ラインを調査

遅刻の許容ラインを調査遅刻の許容ラインを調査

 6月10日は「時の記念日」。近年、テレワークやフレックスタイムの普及により、働き方だけでなく「時間の使い方」そのものに対する価値観が大きく変化しています。マーケティング支援事業を手掛けるoneが、「【時間】と【時計】に関する調査」を実施し、その結果を発表しました。

 まず、待ち合わせなどの時間への意識を聞いてみたところ、過半数以上の57.1%が「ややうるさい」と回答。「かなりうるさい」とした11.6%を合わせると、およそ7割近くが「時間に厳しい」傾向があることがわかります。一方で、「やや時間にルーズ」とした人も26.9%と一定数おり、4人に1人は時間に対してある程度寛容であることも見えてきました。性年代で大きな差は見られなかったものの、50代女性に限ってみると「ややうるさい」が71.0%と、全体より13.9ポイントも高く、より時間意識が強い世代であることがうかがえます。

 さらに、遅刻をどの程度まで許容できるかを尋ねた設問では、「15分未満」が61.9%と6割超を占めました。「30分まで待てる」と答えた人を含めると89.3%にのぼり、30分以内が“許容範囲”とする人が大半を占めています。「時間通りに来てほしい」「待たされるのは一定の範囲までにしてほしい」と考える人が多い結果とも言えるでしょう。なお、「時間ちょうどまでしか待てない」とした厳格な人も11.5%存在しました。

 「自分のために使える時間」と、時間に関する価値観として「タイパ意識」について聞いてみました。まず、自分のために使える時間について見てみると、平日は「2~3時間」が最も多く23.8%。全体の6割が「1~4時間」と回答しており、平日は就労時間も長いことから限られた中でなんとか“自分の時間”を捻出している実態が浮かび上がりました。一方で、休日には「5時間以上自分のために使える」と回答した人が43.1%にのぼり、週末にようやく自分を取り戻す時間が持てている人が多いこともわかります。

 また、最近では「コスパ(コストパフォーマンス)」に加え、「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が広く使われるようになっていますが、「タイパを意識している」と答えた人は52.7%。この「タイパ意識」はもともとZ世代や若年層を中心に広まった言葉ですが、今回の調査では性年代による大きな差は見られませんでした。今やタイパは若者だけでなく、幅広い世代に共通する価値観となりつつあることがうかがえます。

<調査概要>
1.調査方法:インターネット調査
2.調査対象:全国の20代~50代の男女800人(性年代別均等割付)
3.調査実施日:2025年6月2日(月)

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