20代の4割が“恋愛結婚”じゃなくてOK!?「結婚後に愛せば…」「AIの紹介でOK」イマドキ世代の結婚観明らか
2025.6.4 LASISA編集部
「恋愛は面倒」と感じる人もいれば、「恋愛対象と結婚対象を分けて考える」といった価値観を持つ人もいます。
「結婚観」を調査!世代で分かれる

「恋愛は面倒」と感じる人もいれば、「恋愛対象と結婚対象を分けて考える」といった価値観を持つ人もいます。このような傾向は世代によってどのように異なるのでしょうか。タメニーが運営する結婚相談所「パートナーエージェント」が、世代別の恋愛観・結婚観」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。
「恋愛した相手と結婚したい」という考え方に対しては、「とても当てはまる」「やや当てはまる」と回答した割合は、50代が最も高く69.7%でした。次いで20代68.9%、30代67.0%、40代65.8%と続き、世代間の差はごくわずかでした。この結果から、どの世代においても「恋愛を経て結婚したい」という思いが根強いことがわかります。特に50代は、トレンディドラマが流行した時代を過ごした世代であり、当時の物語が結婚観に少なからず影響を与えている可能性があります。「理想的な恋愛を経て、理想的な結婚をする」という価値観が、今なお心に残っているのかもしれません。
続いて、「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」という考え方は、20代の支持が最も多く37.6%でした。次いで、30代が33.7%、40代が28.1%、50代が19.9%と、年代が上がるにつれて支持率が下がる傾向が見られました。先ほどの質問でも、50代は恋愛した相手と結婚したいと考える割合が最も高い結果となりました。この世代は、恋愛と結婚を一貫したものとして捉える価値観を持っている人が多いことが、今回の結果にも表れていると言えそうです。
「恋愛感情を抱けそうな相手であれば結婚してから恋愛すればいい」といった考え方には、20代の支持が最も多く43.7%でした。次いで30代が31.4%、40代が26.7%、50代が22.3%と、年代が上がるにつれて支持率が下がっていきました。
これらの結果から、20代はどの年代よりも「恋愛と結婚は切り離して考えてもいい」と考える傾向が強いことがわかりました。しかし、恋愛に対する意欲が低いというわけではなさそうです。恋愛と結婚に対する考え方が柔軟になりつつある中でも、恋愛への思いは持っているのではないでしょうか。
近年、生成AIに関するニュースが注目を集める中、恋活や婚活のアプリ・Webサービスでも、AIを活用したマッチングシステムの導入が進んでいます。「AIによる恋活・婚活相手とのマッチングがもっと広まってほしい」という考え方について、自分にどの程度当てはまるかを尋ねました。支持率は、20代が最も高く39.9%、次いで30代が32.9%、40代が21.4%、50代が12.7%となりました。若い世代ほどAIマッチングに対する支持が高く、20代と30代では支持する割合が不支持(20代21.9%、30代23.8%)を上回った一方、40代と50代では不支持率(40代29.4%、50代40.2%)の方が支持率を上回る結果となりました。
さらに「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」か聞いてみたところ、「自分もマッチングしそうな恋活・婚活相手をAIに紹介してもらいたい」という質問に対する支持率は、20代が最も高く45.4%、次いで30代が33.2%、40代が21%、50代が14.5%となりました。
「世代別の恋愛観・結婚観」に関する調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の男女2042人
集計期間:2025年4月16日~17日
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