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ファンは見放していない? 永野芽郁の主演映画 「かくかくしかじか」 とTBS日曜劇場が “好調” なワケ

2025.6.4 ゆるま小林

週刊誌報道でバッシングを受け、大河ドラマの出演を辞退するなど波紋が広がっている永野芽郁さん。しかし、主演する映画やドラマは好調です。その背景は――?

ドラマも好調、映画も興収10億円か

永野芽郁さん(2024年11月23日、AFP=時事)永野芽郁さん(2024年11月23日、AFP=時事)

 俳優・田中圭さんとの不倫疑惑報道で、大ピンチな永野芽郁さん。両者ともに事務所を通じて不倫を否定しながらも、ラジオ番組は終了となり、永野さんは2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」の出演を辞退すると発表。また、CM契約している企業の公式サイトから、彼女に関する画像や動画が次々と削除される事態となりました。XなどのSNSでは、今も永野さんを批判・誹謗中傷するコメントを多く見かけ袋たたき状態ですが、なぜか出演している作品は好調です。

 まず、準主役クラスで出演している日曜劇場「キャスター」(TBS系)は、第7話まで二桁視聴率をキープ。2025年6月1日(日)に放送された第8話では1ケタになったものの、世帯平均視聴率で9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と、他のドラマに比べて圧倒的に高い数値となっています。

 もちろん、ストーリーの面白さや主演を務める阿部寛さんの人気もあるでしょうが、数字だけ見れば永野さんのスキャンダルはあまり影響していない印象です。ちなみに、ストーリーが話題を集めた前作「御上先生」は全話の平均視聴率が10.7%だったことを考えると、「キャスター」は数字で上回る可能性を残しています。

 これだけ批判されている永野さんが重要な役で出演し続けていますが、ドラマは好調をキープしていると言えるでしょう。

 また、永野さん主演で5月16日(金)から公開している映画「かくかくしかじか」も、堅調な数字を記録しています。公開3週目までの興行収入は、5億8200円を超え観客動員数は44万2000人を突破しています。同作は、6月6日から入場者プレゼントとして、原作者・東村アキコさんが描き下ろした特製イラストカードが配布され、さらに数字が伸びそうです。

 最終的な興行収入で10億円を目指せる数字で、ヒットに向かって進んでいる途中だと言えるでしょう。一部メディアでは、永野さんが主演を務めた前作「はたらく細胞」と比較して“惨敗”とする報道もありますが、映画の規模感も違い参考になりません。そもそも、佐藤健さんとW主演だったこともあり「はたらく細胞」の数字と「かくかくしかじか」を比べるのはナンセンスです。

次は……バッシング、なのになぜ好調なのか

編集者・ライター ゆるま小林

某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆。

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