運動会に屋台が出るのは普通なの? 北関東の一部に存在するユニークすぎる運動会文化
2025.6.3 LASISA編集部
北関東の一部地域では、運動会の日に校内に屋台が並ぶことがあるそう。今回は、このあまり知られていないユニークな文化についてご紹介します。
運動会に屋台って普通?

運動会といえばリレーや玉入れ、そしてお弁当を囲んでの家族団らんなどが定番の光景です。ところが、群馬や茨城など北関東の一部地域では、運動会の日に校内に屋台が並ぶことがあるそう。今回は、このあまり知られていないユニークな文化についてご紹介します。
運動会に登場する「屋台」は商品のラインナップも豊富で、わたあめ、焼きそば、かき氷など、まるで夏祭りのような品揃えだそうです。なかには、500円くじといったゲーム屋台が登場することも。しかもこの屋台はPTAによる模擬店ではなく、業者による本格的なもの。子どもたちはもちろん、応援にきた家族も楽しみにするイベントのようです。
運動会に屋台が出る地域の人からは、「運動会に屋台が出ない地域があるんですね。逆にビックリ!」「夫と運動会の思い出話をして、露店が並ぶのが当たり前でないことを知った」などの声が。あまりに当たり前すぎて、全国的に運動会に屋台が出ていると思っている人も多いようです。昔の話ではありますが、「アルコールを販売している屋台もあった」という声も多く見られました。
また子どもたちが屋台を利用できるのは、昼の休憩中や運動会終了後のみというパターンが多いようで、「運動会が苦手だったけど、終わったあとの屋台を楽しみに頑張れた」「苦手な徒競走も、かき氷が待っていると思うと走りきれた」と、頑張りの原動力になっていたという体験談もありました。
北関東だけでなく、北海道や九州で屋台が出ていたという声もあり、多くはないものの全国的に屋台がでる運動会はちらほら存在します。ちなみに北海道では、運動会の時期になるとスーパーで「運動会セール」が始まるなど、運動会が地域の一大イベントとなっています。近所や同僚も含めてみんなでジンギスカンをつつきながら応援するという盛り上がりっぷりなので、屋台が登場していても不思議ではありませんね。
運動会の文化に限らず、学校の行事には様々な地域差が存在します。周囲の人と話してみると、まだまだ面白い発見が見つかるのではないでしょうか。
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