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【大学生】「1日2箱、1200円の出費が…」 タバコを吸う若者の “リアル” 今なお、あえて《紙タバコ》を選ぶ理由とは

2025.5.8 LASISA編集部

どんどん減ってる喫煙者。今どきもはや珍しい、タバコを吸う大学生はどんなことを考えているのでしょうか。

社会人になっても「吸い続ける」過半数

タバコと大学生の“リアル”とはタバコと大学生の“リアル”とは

 喫煙者の割合が減少し続けている昨今、Z世代の若者たちはタバコとどのような付き合いをしているのでしょうか。RECCOO社が運営する、Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」が、大学生に喫煙事情に関する調査レポートを発表しました。

 2025年4月、同サービス内のアンケートで喫煙習慣のある現役大学生を募り、調査を実施したもの。サンプル数は47人と、そもそも喫煙者自体が多くない様子がうかがえます。

 吸うタバコ本数、頻度について尋ねたところ、回答が多かった順に「飲み会などのイベント時のみ」「週に数本」「週に数箱」「毎日、半箱程度」「毎日、1箱以上」となり、過半数は“ライトスモーカー”であることが分かりました。実際に喫煙する大学生の話として「(自分は)たまにしか吸わないが、お酒の場でもらいタバコをする。同じ空間にいるなら、同じ行動をしたくなる」などの声が聞かれたとのことです。

 喫煙を始めたきっかけは「友人の勧め」「何となく・興味本位」「ストレス解消」など。また喫煙習慣があって困ること(複数回答可)は、「服に臭いが付く」45%、「費用が高い」38%、「健康面の不安」36%と続きました。

 実際、「紙タバコは服に臭いが付いてしまい、友人に指摘されることがある」「1日に2箱吸うが、それだけで1200円の出費。怖いのでこれまでにいくら使ったかは計算しないようにしている」「明らかに体力が落ちたように感じる。大学の階段の上り下りがきつい」などの感想が寄せられたといいます。

 一方で、社会人になっても喫煙を続けるかについては、多い順に「場合によるが続けたい」「続ける」で過半数。以下「なるべく減らす・やめたい」「完全にやめたい」で、「電子タバコに変える」は少数にとどまりました。「電子タバコはベンリだが紙タバコの方がかっこいい」といった理由を挙げる学生もいたとのことです。

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