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98%が悩む「音ハラ」…職場でストレスな“不快音”3位:タイピング音、2位:笑い声…1位は?本人は無自覚でも周りを不安に

2025.4.30 LASISA編集部

ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」が、オフィスワーク経験者を対象に、職場でストレスを感じる「音ハラスメント」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

98%が悩む「音ハラ」について調査

ハラスメントの一つ「音ハラ」って?ハラスメントの一つ「音ハラ」って?

 セクハラやパワハラをはじめ、近年では職場でのハラスメントがさまざまな形で問題となっています。その中の1つが、職場で他人が発する「音」に悩まされる「音ハラ」。ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」が、オフィスワーク経験者を対象に、職場でストレスを感じる「音ハラスメント」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表しました。

 調査は2025年3月26日~4月1日の期間、オフィスワーク経験者300人を対象にインターネット上で行われました。

 それによると、職場で音によるストレスを感じたことが「ある」と回答した人は98%。TOP5には、カウントダウン順に独り言や鼻歌、引き出しやドアを乱暴に閉める音、キーボードのタイピング音、談笑する声、ため息や舌打ちが挙げられました。

 なかでも、「特に上司がため息や舌打ちをすると、職場の雰囲気がピリつき、自分が何かしてしまったのではないかと不安でストレスが溜まる。」(40代 女性)、「ため息や舌打ち。怒りの感情を言葉ではなく舌打ちやため息で周りにアピールし、不愉快にさせられた。」(30代 女性)という声が寄せられた「ため息や舌打ち」。本人は無自覚なことがほとんどでも、周囲にはストレスがかかっていることを知っておいたほうが良さそうです。

 他に多かったのが「談笑する声」。「私語の多い人がおり、そちらに気をとられたくなくても耳に入ってしまう事、時に話を振られ、会話をしなければならない時もあり、自分の仕事に集中出来ず、仕事は進まない上、ストレスが溜まりました。」(40代 女性)、「談笑する声。仕事をしている中で、数人で談笑している声が聞こえると、何を話しているのか気になるし集中力が削がれる。」(40代 女性)などの声が上げられました。職場のコミュニケーションは大事ですが、過度に盛り上がりすぎてしまうと周囲に迷惑がかかることも少なくないようです。

 また「キーボードのタイピング音」も音ハラ認定されています。「集中したいときに強いタイピング音が聞こえると、自分の仕事に集中できなくなるのでやめてほしい。」(30代 女性)「隣のデスクの人のタイピング音が大きく、電話を取ってもその音が気になり、内容が耳に入ってこないのがストレスに感じました。また、以上に大きな音でキーボードを叩いているのを見ていると感情的になっていて、恐怖感を覚えました。」(30代 女性)など、恐怖心さえ感じる人もいる模様。どうしても強く叩いてしまう人は、音が出にくいキーボードなどに変更してみてはいかがでしょうか。

 TOP7には「クチャラー」「鼻をすする」「独り言」などもランクイン。職場での「音ハラ」にどう対応するかを調査したところ、「自分が対策する」と回答した方で約45%、「我慢する」と回答した方で約33%となりました。

 調査を行った「オフィスギフト」は、
「職場での音ハラに関する配慮について調査したところ、『配慮すべき』が35%、『多少は仕方ない』が約34%とほぼ同数の結果になりました。次いで『少しは配慮すべき』が約30%、『配慮は必要ない』がわずか1%となっていることからは、音ハラに関して各々が周りに配慮をする姿勢が大切だといえるのではないでしょうか」とコメントしています。

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