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“デキ婚は離婚しやすい”は間違いかも《デキ婚》で離婚した割合は…?夫婦円満でいる秘訣まで

2025.4.26 natsu

“デキ婚は離婚しやすい”という世間のネガティブなイメージがありますが、実際のところデキ婚をして離婚に至る割合はどうなっているのか…。夫婦円満でいる秘訣も解説します!

デキ婚の離婚率はそれほど高くない!?

デキ婚の離婚率はそれほど高くない!?デキ婚の離婚率はそれほど高くない!?

 妊娠をきっかけに結婚するカップルは、準備期間が短く、思いがけない変化に戸惑うこともあります。その変化に対応しきれず、離婚してしまう夫婦もいるため、“デキ婚は離婚しやすい”というイメージを持つ人も少なくありません。

 しかし、本当にデキ婚は離婚しやすいのでしょうか……。実際には、デキ婚だからこそ強い絆を育み、幸せな家庭を築いている夫婦も多くいます。大切なのは、結婚のきっかけではなく、その後の関係の築き方。デキ婚でも円満に暮らしている夫婦の共通点や、幸せな結婚生活を続ける秘訣を詳しく紹介します。

 離婚問題の情報提供メディア「ツナグ離婚弁護士」を運営する「Clamppy」が行った「結婚について」のアンケート調査データを参照しながら紹介します。この調査は、2024年4月10日~24日、全国970人のデキ婚をした男女を対象に行われたものです。調査結果によると、回答者の161人が離婚しており、デキ婚の離婚率は16.6%であることが分かります。一般的に「3組に1組が離婚する」と言われ、離婚率は約30%とされています。それと比較すると、デキ婚の離婚率は特別高いとは言えません。

 さらに、デキ婚で離婚した理由を見てみると、「交際期間が短く、お互いをよく知らないまま結婚した」「親になる・結婚する覚悟がないまま結婚した」といった声が挙がっています。結婚前の準備期間の短さが影響し、結果的に離婚に至るケースが多いことが、“デキ婚は離婚しやすい”というイメージにつながっているのかもしれませんね。

「デキ婚」のメリット・デメリット

「妊娠・結婚の順番が違う」といった理由から、デキ婚にネガティブなイメージを持つ人は少なくありません。たしかに、子どもがいることで夫婦二人で新婚生活を楽しむ時間が短くなるのはデメリットといえるでしょう。育児に追われるうちに、気づけば新婚生活が終わっていた……。ということもあります。さらに、世間の“デキ婚に対する偏見”から、周囲の目が気になってしまうこともデメリットの一つです。

 しかし、デキ婚だからこそのメリットもあります。例えば、結婚のタイミングを逃していたカップルにとって、妊娠が大きなきっかけとなり、結婚へと踏み出しやすくなります。また、結婚後に妊娠のしにくさに悩む夫婦もいる中で、デキ婚ならそうした不安を抱えることなく、スムーズに家族を築いていけるのも利点の一つ。子どもを持ちたいと考えている人にとっては、将来的な心配が減るというメリットもあります。

仲良く結婚生活を続ける秘訣とは?

 今回の調査では、「交際期間が短く、お互いをよく知らないまま結婚した」「親になる・結婚する覚悟がないまま結婚した」といった理由で離婚に至るケースが見られました。では、こうした原因を避け、デキ婚でも円満な結婚生活を続けるためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。ポイントは大きく2つあります。

 1つ目は、育児を夫婦で協力して行うことです。育児は母親が主体となりがちで、負担が偏ることも少なくありません。特にデキ婚の場合、心の準備が整わないまま出産・育児が始まり、母親が一人で抱え込んでしまうことも。無理をせず、夫にもしっかり協力してもらいながら、育児を分かち合うことが大切です。

 2つ目は、夫婦二人の時間を意識的に作ることです。デキ婚では、新婚生活をゆっくり楽しむ時間が少なくなりがちですが、意識的に二人の時間を確保することで、夫婦の絆を深められます。育児に追われる中でも、協力体制を整えて時間を作ることが大切です。例えば、子どもが寝た後に、コーヒーやお酒を飲みながらゆっくりと会話を楽しむのも良いですね。日常のちょっとした時間を大切にするだけでも、気持ちはぐっと近づきます。さらに、たまには家族に子どもを預けてデートをするのもおすすめです。リフレッシュした気持ちでお互いに向き合うことで、家庭の雰囲気も自然と明るくなりますよ。

【まとめ】
 デキ婚には「離婚しやすい」というイメージがありますが、実際の離婚率を見ると特別高いわけではありません。結婚生活を続けるには、結婚のきっかけよりも、その後の関係の築き方が大切です。お互いに支え合い、日常生活の中でのコミュニケーションを意識することで、結婚生活はより良いものになります。結婚の形は人それぞれ。デキ婚だからこそ得られる幸せもあります。夫婦で歩み寄りながら、温かい家庭を築いていきましょう。

 natsu

WEBライター歴8年の2児母。美容や恋愛関連の記事を中心に執筆。「母になっても女を捨てない」をモットーにセルフネイルは欠かせない。

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